過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 11:02:41.25 ID:j/2GktjCO

それがまあ、一番幸せなのだろうというのが、彼女の判断だった。


男「……ん?」

エルフ「ん?」



元々、金と打算と恩義で繋がっていた仲であった。

彼女としては、男をここまで連れてきて、それでもう事は十分なように思えていた。


多分もう、自分のようなものは

彼にとって枷以上のものになってしまうような気がしていた。


過ぎたる薬が、毒になるように


こんな奇異な存在は、やはりいつかは彼を脅かしてしまうのだろうと


いつかの焼かれ死んだ婦人のことを思わずにはいられなかった。


男「何言ってるんだ、お前は…」


エルフ「……そろそろなぁ、潮時のような気がしてきたんだよ、色々と」


男「…潮時、って」




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