過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 11:12:29.78 ID:ID/sne60O

エルフ「その上、ここらで世間はもっと物騒になっていく、そんなときに私のような者がいては、"非国民"と罵られても言い訳できまい?」


男「……そうだな」


エルフ「だからなぁ、もうここからはお互いに一人ずつの方がいいと思うんだよ」


男「………」


その言い分は、実に正しいことのように

彼も思っていた。


髭を剃り、顔を洗う度に水面に映る自分の顔を見て感じたことがある。


出会ったころよりも、随分と顔立ちが年を食っていた。


対して、彼女は相変わらずの美しく若いままで、このまま老けていく自分とは


やはり住む世界が違うのだと、顔を合わせるたびに痛感することは少なくない。


ならばと、ここいらで適当にケリをつけるというのも


自らの身の丈に合っているような気がしてくるのだった。




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