過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 11:23:01.17 ID:ID/sne60O


こうなれば、事故処理に専念するしかない

見れば、怪我人の手当てには人の手は足りているようで


残った無事な者たちは、手に手に武器になりそうな農具やらを持って

山狩りでも始めようかという形相だった。


村人「もうこうなっては熊とはいえ身過ごすわけにはいかん、駐在さんも手伝ってくれ」


男「ええ勿論、それで熊の行方というのは分かっているんですか?」


村人「ああ、あっちの林の中へ一先ず逃げていったんだ」


そう言って、その村人が指差したさきを見て、男は身震いしてしまった。


男「……え?」


その指の先、林の向こうは男の住んでいる家屋にかち当たる方向であって

そういえばと、あの家の周りは実は獣の血の匂いが充満していた。


気のせいではなく、確信があった。


その理由に、思い当たる節があり過ぎたのだった。


男「そんな…っ」



男はひどく焦って、後悔した。

こんなことなら、さっさとあいつを送り出してしまえていればよかったなと



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