過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 11:24:54.18 ID:ID/sne60O


村娘「……どれだけ、いいことなのでしょうか」


エルフ「ん?」


娘のセリフが終わらない内に、少女はある気配を感じとった。


相変わらず"赤外線"なんて言葉は知らない彼女だったが

どうやら人よりも、温度を探知する能力に長けているらしく

まさに、いまで言う所の蛇のそれに近かった。


村娘「それは、私も何も思う所がないわけじゃないんです、でも」


エルフ「しっ、静かにしろ、色めきだってる場合じゃない」

村娘「え?」


そう注意を呼びかけるよりも早いか

そいつは乱暴な足音が聞こえるまでに近づいて来て


けたたましい音とともに縁側の戸を破り抜いたのだった。


熊「グォ、グゥウウッ」


村娘「ひぁっ!?」

エルフ「……あ?」


女子二人が詰めたこの家に

その熊は乱暴にも現れて、血走った目で獲物を睨みつけていたのだった。




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