過去ログ - エルフ「私の前に道はない 私の後ろに道は出来る」
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99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/26(月) 18:26:39.49 ID:4cprKBTS0

警笛とともに軍艦の姿が見えると、敵は捨て台詞を吐いて踵を返していった。


一応、人員の返還は約束していたが、それでも相手にとっては恥の多い敗北だったのだろう、
心底悔しげと言った風だった。



その後、艦に連れられるまま漁船は陸を目指して
ようやく無事に、漁港への帰還を果たしたのだった。



エルフ「おかえりー、よく帰ってこれたな、うん」

男「…ただいま」

土の上にあがってからも、事件の取り調べやらで缶詰にされていて
結局、少女と顔を合わせるまでに随分かかったような気がした。



アレの目的は、どうやら漁船の鹵獲が目的だったらしく

そのことで男は船長から甚く感謝され
給料にもわりと色をつけてもらえた。

このまま職を続けることも勧められたが、それは断った。
船に乗るといい事がないと痛感したからだ。

とくにロシア、ソ連とは相性が悪いらしい。


エルフ「大変だっただろう、飯にするか?それともお風呂でも」

男「風呂釜なんて、うちにはないだろ」


エルフ「だったな、だが体は綺麗にしないと、磯臭いぞ?」



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