156: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2014/06/01(日) 16:38:37.75 ID:m+g1KPo/0
墓周りの雑草を引き抜き終わると、墓前に花を供えて線香をあげて手を合わせた
幸子「……ボクと初めて会った日の事、覚えていますか?」
ちひろ「え?あぁ、うん、覚えてるよ」
幸子「……ボクはあの日、おじいちゃんのワガママを聞き入れましたけど――」
幸子「――おじいちゃんは、ボクのワガママを聞き入れてくれたんでしょうか?」
ちひろ「うーん……うん、聞き入れてくれてると思うよ?」
人間だって妖怪さんだって一緒だ
きっとこう言うに決まってるし
少なくとも私は今そう決めた
ちひろ「ずっと、天国からでも、幸子ちゃんを見守ってるよ」
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