3: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:33:54.00 ID:t4IT4Xlgo
 部室には柔らかなお日様の光が差し込んでる。 
  
 「ふぁ……」 
  
 μ’sのダンスや歌の練習に、作曲、そして勉強。 
4: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:34:25.19 ID:t4IT4Xlgo
 あっという間に眠気は訪れて。 
  
 「おやすみなさい……」 
  
 誰にでもなくぽつりと呟いて、机に突っ伏す。 
5: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:35:08.03 ID:t4IT4Xlgo
 −−− 
  
  
 どれくらい時間が経ったのか。 
  
6: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:35:49.39 ID:t4IT4Xlgo
 「あら、お目覚めかしら?」 
  
 「ん……?」 
  
 目を開けて首をちょっぴり上げると。 
7: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:36:24.82 ID:t4IT4Xlgo
 「ちょ、え、エリー?何してるのよ!」 
  
 「何って、膝枕よ?」 
  
 膝枕よ?じゃなくって! 
8: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:37:29.46 ID:t4IT4Xlgo
 「いいからいいから。そのまま横になってなさい?疲れてるんでしょ?」 
  
 「う……」 
  
 反論は、できない。 
9: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:38:08.88 ID:t4IT4Xlgo
 「ふふ、それにしても真姫の寝顔ったら天使みたいだったわ」 
  
 かあっと顔が赤くなるのが分かる。 
  
 「ひ、人の寝顔勝手に見ないでよ、もう……」 
10: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:39:46.32 ID:t4IT4Xlgo
 「ふふ、それにしても真姫の寝顔ったら天使みたいだったわ」 
  
 かあっと顔が赤くなるのが分かる。 
  
 「ひ、人の寝顔勝手に見ないでよ、もう……」 
11: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:40:20.48 ID:t4IT4Xlgo
 「ねえ、なんで膝枕……?」 
  
 「んー、堅い机の上じゃちゃんと疲れも取れないでしょ?まして枕なんかないし……」 
  
 「まあ、そうね」 
12: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:41:05.12 ID:t4IT4Xlgo
 「このなでなでは……?」 
  
 「なでなでって……真姫もそんな言葉使うのね、ふふっ」 
  
 言われて、また顔が熱くなる。 
13: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/20(火) 17:43:40.08 ID:t4IT4Xlgo
 「亜里沙によくやってあげてたのよね、膝枕。」 
  
 亜里沙……ああ、エリーの妹さんだっけ。 
  
 「そのとき、こうして撫でてあげるとよく眠れるみたいだったから」 
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