過去ログ - 愛「ゲッター!!」絵理「ロボ?」涼「ぎゃおおおおおおぉぉん!」
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◆.xKc9zwqNY
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2015/03/21(土) 02:17:39.80 ID:9Js3NH8m0
千早「武田さんは、これからしばらく別任務に就いていただくことになったの」
涼「別任務?」
千早「武田さん曰く、今回の月界人との戦い、『黒幕』がいるらしいの」
以下略
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◆.xKc9zwqNY
[saga]
2015/03/21(土) 02:18:24.81 ID:9Js3NH8m0
涼「武田さん、黒幕って……それに、必要な物って一体何なんですか?」
武田「黒幕については、僕もハッキリと掴めているわけではないから明言は避けるよ。必要な物というのは、黒井博士の研究データだ」
涼「黒井博士……って、あの新人類の頭目の!?」
以下略
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◆.xKc9zwqNY
[saga]
2015/03/21(土) 02:19:15.26 ID:9Js3NH8m0
千早「何度も尋ねて恐縮ですが、本当にそんなデータが現存するんですか? 高木博士はそんな物については一度も触れませんでしたが」
武田「このデータの存在は、黒井博士が失踪する以前に僕だけが伝えられていたんでね。高木博士ですらその場所は把握できていないんだ」
涼「それなら、僕に同行させて下さい! そんな重要な物なら、敵も必ず何か動きを見せるはずですよ!」
以下略
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◆.xKc9zwqNY
[saga]
2015/03/21(土) 02:19:50.67 ID:9Js3NH8m0
涼「だけど……」
武田「ふっ、そんな心配そうな顔をしないでくれ。大丈夫。運命に立ち向かうキミの姿を見て、僕も戦う勇気を貰ったからね」
涼「でも、何か起きてからじゃ……」
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◆.xKc9zwqNY
[saga]
2015/03/21(土) 02:20:21.86 ID:9Js3NH8m0
武田「今は解らなくて良い、ただ聞いてくれれば……僕は無意味ではないと思う。例え定められた結末でも、そこに至るまでの道のりさえ満足のいく物なら、それはそう悪くない。そう思わないかい?」
涼「やめて下さい! まるでもうすぐ死ぬような……」
武田「如月君、秋月君、冷静になって聞いて欲しい」
以下略
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◆.xKc9zwqNY
[saga]
2015/03/21(土) 02:20:48.98 ID:9Js3NH8m0
涼「如月博士は知ってたんですか!?」
千早「近頃、この研究所のアカウントから機密情報にアクセスした形跡がいくつもあったのよ」
武田「そして、その何者かが盗み見たのは全て、かつての黒井博士の研究データ……違うかい?」
以下略
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◆.xKc9zwqNY
[saga]
2015/03/21(土) 02:21:26.98 ID:9Js3NH8m0
武田「今回僕が動くことで、その内通者も必ず何らかの動きを見せるはずだ。それを見逃さないでくれ」
涼「武田さん、おとりになるつもりですか!? そんなの危険すぎます!」
武田「僕のことは良い。何となく感じるんだよ。僕はもう、そう長くは生きられない」
以下略
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◆.xKc9zwqNY
[saga]
2015/03/21(土) 02:21:57.31 ID:9Js3NH8m0
武田「絶望したさ。一時は全てを投げ捨て、放浪の身になったこともある。だが、結局結末は変わらなかった。半ば諦めた僕は、古巣のここに戻り、そして君たちと出会った」
武田「秋月君。君たちには自ら運命を切り開く力がある。それがゲッターに選ばれた者だからか……それは分からない。だが、僕はゲッターの意志など関係なく、己の意志を貫き戦う君の姿に勇気を貰った。君たちの役に立てるなら、この命捨て甲斐があると言うものさ」
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◆.xKc9zwqNY
[saga]
2015/03/21(土) 02:22:34.72 ID:9Js3NH8m0
千早「でもっ!」
涼「如月博士!」
千早「……涼?」
以下略
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◆.xKc9zwqNY
[saga]
2015/03/21(土) 02:23:06.79 ID:9Js3NH8m0
千早「はぁ……男の人の考える事はよく分かりません」
武田「……もう行くよ。あまりずるずると別れを惜しむのも、僕の美学に反するしね」
涼「……」
以下略
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