819: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/08/02(土) 08:47:39.41 ID:nWcbSVvDo
夜 ブイン基地 古鷹型の部屋
加古「あれ……鳳翔さん」
鳳翔「おはようございます、といってももう夜ですけどね」
加古「私、司令の部屋に居たんだけど」
鳳翔「はい。泣き疲れて眠りましたから、ここまで私が運びました」
加古「あ、ありがとう」
鳳翔「司令から聞きました。古鷹と喧嘩したのですか」
加古「……うん」
鳳翔「何と言われたんですか」
加古「私が馬鹿で、ずるくて、古鷹が居ないと誰も出来ない奴だ〜って」
鳳翔「どう思ったのですか」
加古「ずるい、ってのはよく分かんないんだけど……確かに私は馬鹿だし、古鷹に頼っちゃってる面もあったと思う」
鳳翔「うん、うん」
加古「でも、それを古鷹に言われたのが……凄く寂しい」
鳳翔「悪く言ってしまえば、貴女は古鷹に甘えていたのですよ」
加古「うっ……」
鳳翔「別に非難しているわけじゃ無いです。姉妹艦なのですから」
加古「……」
鳳翔「加古は、これからどうしたいのですか」
加古「……仲直りしたい」
鳳翔「そうですか」
加古「なぁ鳳翔さん。どうすれば良いかな。どうすれば古鷹は私と仲直りしてくれるかな」
鳳翔「加古の今の気持ちを素直に伝えると良いですよ」
加古「……それだけ?」
鳳翔「ええ。早起きしなくても、作戦会議中に眠っても、座学の途中に寝ても良いです」
鳳翔「自己満足ですから、直したければ直せばいいです」
加古「逆にプレッシャーが……」
鳳翔「意識してます」ニコ
加古「うぅぅぅ」
鳳翔「古鷹も虫の居所が悪くてイライラしてしまったのでしょう」
加古「……」
鳳翔(落ち込んだ犬みたいで可愛いかも)
鳳翔「だからそう落ち込まないことです」
加古「分かった……古鷹と話してみる」
鳳翔「頑張ってね。応援していますよ」
1002Res/670.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。