852: ◆mZYQsYPte.[sage saga]
2014/08/11(月) 22:35:29.50 ID:VH/2TciTo
霧島「他の艦娘と触れ合うのはそれほど好きではありません」
大潮「そう……ですか」
それから沈黙が続いた。
執務室では会話が盛り上がっているようで、内容までは分からないが時折音が漏れ聞こえる。
本当にもうどうでもいい。
もう私は戦わない。
ブイン司令に打ち明けてしまったのだ。
葛藤もあった。兵器としての生き方を全うすべきだとも思った。それでも言った。
心なしか胸のつかえが取れたような気がする。
今までの私には戦わない生き方など想像も出来なかった。
道が開けたような気さえする。
開けたのは兵器としての死への道に違いないのに。
翔鶴「では、次に霧島さん。どうぞ」
司令は私に何と言うだろうか。ふざけるな、馬鹿にするな、認められん。
頭に浮かぶのは否定の言葉ばかりだ。
霧島「失礼します」
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