過去ログ - 上条「燃え上がれ」クー子「クー子ちゃん」上条「ドヤ顔はやめとけ」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/21(水) 17:21:04.17 ID:jwJdeJNEO
A「あぁん?何だこのウニ野郎。俺達は発電能力のLv.3だぜ?」

B「調子乗ってっとビリビリさせちまうぞ?」

これ見よがしに両拳に電気を纏わせるチンピラABC。
しかしこの程度の脅しに屈するような日常を送っていないのが上条である。
相手が『発電能力』であるなら尚の事。

上条「…撃ってみろよ」

右手の拳を握って構える。
ボクシングの構えにも似たそのフォームは不良に絡まれている内に自然と身についたものだった。

A「オラッ!オラッ!オラァァァァ!!」

上条「よっ、ほっ…と」

ガラスが砕けたような音を何重にも響かせては、何度も迫る電撃に右拳を当てる上条。その度に、電撃は掻き消されていく。

B「まさか…コイツ都市伝説の!」

C「どんな能力も通用しない能力を持つ高校生!?本当に居たのか!!?」

A「なっ…!」

雷撃の嵐を打ち消しきった上条は、一息置いた後、右拳をチンピラ達に向けて言葉を繋げる。

上条「……お前らの能力を永遠に消されたくなければ、尻尾巻いて帰りやがれ」

A「ひ…っ」

B「クソっ、覚えてろよ!!」




上条「永遠に消すとかできるわけないっての。……キミ、大丈夫?」

クー子「あ……うん、大丈夫」

右手をひらひらとさせて振り返ると、自分とそう変わらない年頃の少女がキョトンとこちらを見つめている。

ふと、整った顔立ちに炎のように真紅で宝石よりも朱い瞳と髪が気になった。
珍しい容姿。観光客だろうか。

上条「えーっと……立てますか?」

何故か敬語になった。

クー子「…無理」


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