32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/21(水) 22:19:15.99 ID:Le++7Cc10
結局、あまり変わることはなかったのである。これが千川さんの素なのか、憑かれていた期間が長すぎて完全に定着してしまったのかはわからないけれど。
ただ、前より多少はサービスしてくれたりするようになった気もする。
あくまで『気がする』レベルだけれど。
「この際だからはっきり言っておきます。僕は余程切羽詰まっていなきゃいりません」
「アイドルたちの為を思えば……でしょう?」
「う……」
それを言われると痛い。
ただでさえ我がシンデレラプロは人数が多い。
比例して仕事量も多くなる。
だが、ここで引き退がったらこの先ずっと千川さんにペースを握られることになる。
少々歯痒くはあるが、断言すべきだ。
「それでも、です」
「そうですか、わかりました」
「……?」
いやに簡単に引き下がる千川さん。
ふと、ある仮説が頭をもたげた。
……もしかして。
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