6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/22(木) 21:10:48.25 ID:+nZ8YiETo
僕の膝を枕にしてソファーに寝転がった彼女の身体が、静かに震えたようだった。
少し呼吸を置いて、綺麗なすすり泣きが聴こえてきた。
目を瞑ったまま泣いているのかな。僕は彼女の髪や肩を撫でた。
すすり泣きに混じって、笑い声も聴こえた。
「そうだよね、そうなんだ。――もきっと同じことを言ったよね」
彼女は身体を起こして、またティッシュで涙をごしごしと拭って、鼻をかんだ。
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