24: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/24(土) 01:15:31.93 ID:RUMrrUTFo
 ぱあっと笑顔が咲きます。 
   
 凛ちゃんの魅力の1つは、こうやって表情がくるくる変わること。 
   
 「んー、おいしい!さすがことりちゃんだにゃー」 
25: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/24(土) 01:16:48.75 ID:RUMrrUTFo
 「凛ね、ことりちゃんにずっと憧れてたんだー」 
   
 凛ちゃんは急にそんなことを言います。 
   
 「ことりに?どうして?」 
26: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/24(土) 01:17:16.46 ID:RUMrrUTFo
 凛ちゃんがそんな風に思ってたなんて。 
   
 そんなことない、凛ちゃんは可愛いよって。 
   
 そう言おうとしたとき。 
27: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/24(土) 01:17:57.35 ID:RUMrrUTFo
 「この間のファッションショーでみんなに背中を押してもらって」 
   
 「今日ことりちゃんにいろんな服着せてもらって、可愛いって言ってもらって……」 
   
 「凛は凛でいいのかなって、今は思うんだ」 
28: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/24(土) 01:19:28.31 ID:RUMrrUTFo
 ちょっぴり照れくさそうに、そんな告白をしてくれました。 
   
 いつも元気で、とっても明るい凛ちゃんだけど、やっぱり悩みはあって。 
   
 だけどゆっくりでも確実に、一歩一歩前に進む凛ちゃんはとってもカッコいいと思います。 
29: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/24(土) 01:20:00.54 ID:RUMrrUTFo
 「凛ちゃんこそ、私の憧れだよ?」 
   
 「ダンスはとっても上手いし、いつでも明るくて」 
   
 「ホントは誰より女の子らしくて、とっても可愛い」 
30: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/24(土) 01:21:00.93 ID:RUMrrUTFo
 「な、なんか背中がむずむずするにゃー」 
   
 なんて、2人で褒めあって。 
   
 「なんだか変な感じだね、ふふっ」 
31: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/24(土) 01:21:30.63 ID:RUMrrUTFo
 「ね、凛ちゃん……あれ?」 
   
 見ると、凛ちゃんは船を漕いでいます。 
   
 今日はたくさん歩いたもんね。ちょっと疲れちゃったかな。 
32: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/24(土) 01:21:56.17 ID:RUMrrUTFo
 でも、なんだか収まりが悪かったのか、ちょっと寒かったのか。 
   
 ことりの方にのそのそと寄ってきて。 
   
 ぎゅっ。 
33: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/24(土) 01:22:22.33 ID:RUMrrUTFo
 ぎゅーってことりに抱きついたまま、静かに寝息を立てています。 
   
 ど、どうしよう……起こすのも可哀想だし……。 
   
 でもこれじゃ身動きとれないし。 
34: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/05/24(土) 01:23:03.78 ID:RUMrrUTFo
 「膝枕で我慢してね……?」 
   
 「んん……」 
   
 良かった、ことりの膝枕で満足してくれたみたい。 
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