過去ログ - 長門「――ありがとう」
1- 20
15: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 20:38:17.37 ID:9elYANWEo
キョン「寒いのはどちらかというと苦手だし、特に思い入れもないはずだ」

古泉「ふん。他には何かありましたか?」

キョン「ハルヒは今のメンバーには安定感が足りないとも言ってたな……」
以下略



16: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 20:40:53.55 ID:9elYANWEo
キョン「それが特になくてな。朝比奈さんがSOS団に最後に入ったメンバーだから――」

古泉「最後に入ったのは僕ですよ?」

キョン「そうだったか? 朝比奈さんはそのときお前が部室の奥で本を読んでたって言ってたぞ」
以下略



17: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 20:42:53.16 ID:9elYANWEo
古泉「……僕がSOS団に入るように強引に勧誘されたのは一番最後でした。これは間違いないんですよ」

キョン「どうして間違いないと言える?」

古泉「機関からの命で学校に入り込みましたが、『遅れを取っているから迅速に行動するように』と言われていたんです」
以下略



18: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 20:44:25.88 ID:9elYANWEo
古泉「つまりですね、未来人と我々は随分と立場が違うんですよ」

   「朝比奈さんには申し訳ないですが、あまり重視すべき存在ではないんです」

   「朝比奈さんの存在を認識したところで、余り影響がないといいますか……」
以下略



19: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 20:45:56.66 ID:9elYANWEo
古泉「涼宮さんのいうところの宇宙人、もしくは異世界人ですよ」

キョン「お前らの立ち位置は俺にはよくわからん。だが、それは確かなのか?」

古泉「きちんと確認をしなければなりませんが……。可能性は高いと思います」
以下略



20: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 20:47:29.81 ID:9elYANWEo
キョン「朝比奈さん、部室でいつも本を読んでいたのは朝比奈さんですよね?」

みくる「いえ、部室でいつも本を読んでるのは古泉くんじゃないですか」

    「小難しそうなハードカバーのSFを読んでますよね。あれおもしろいのかなあ」
以下略



21: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 20:49:22.76 ID:9elYANWEo
みくる「……ええ」

キョン「あの眼鏡ってどこから持ってきたんだか憶えてますか?」

みくる「えっと……。涼宮さんの私物だったんじゃ……?」
以下略



22: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 20:51:11.20 ID:9elYANWEo
キョン「ハルヒ、朝比奈さんはいつも部室で本を読んでるよな?」

ハルヒ「みくるちゃんが本読んでるところなんてみたことないわ」

キョン「……俺たちはいつも何をしてる?」
以下略



23: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 20:52:25.87 ID:9elYANWEo
キョン「お前がもうひとりいたと言い出したときには一笑に付したがな、今はあながち間違いじゃないと思ってるよ」

ハルヒ「どういうことよ?」

キョン「みんなが共有しているはずの記憶が所々違ってるんだ。不自然なほどにな」
以下略



24: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 20:53:31.63 ID:9elYANWEo
キョン「どうしてそう嬉しそうに悪いほうに解釈するんだ……」

ハルヒ「いい度胸ね! 特別に褒めてやりたいからさっさと謎を解明して、そいつを捕まえてらっしゃい」

キョン「お前も手を貸してくれよ」
以下略



25: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 20:55:12.36 ID:9elYANWEo
古泉「確認が取れました」

キョン「結果はどうだったんだ?」

古泉「僕の推測通りですよ。第三者の存在は未確定ですが、未来人のみで指令の変更はありえないと」
以下略



57Res/38.99 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice