過去ログ - 長門「――ありがとう」
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42: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:20:29.74 ID:9elYANWEo
キョン「しかし情けないもんだな……。まさか長門の存在を忘れるなんてな」

    「ハルヒの後を追って長門のマンションに来ても俺はピンとこなかったぞ」

    「長門の顔を見た途端、嘘のように元に戻ったがな……」
以下略



43: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:23:59.85 ID:9elYANWEo
キョン「もう体調は大丈夫なのか?」

長門「問題ない」

キョン「すまなかったな。ハルヒのことを若年性健忘症なんて馬鹿にしてたが、俺自身がそうだったようだ」
以下略



44: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:25:19.92 ID:9elYANWEo
長門「私の存在意義、アイデンティティーは涼宮ハルヒの監視にある」

   「しかし、それとは別にこのインターフェースが小さな自我を持ち始めていた」

   「私は私である、と」
以下略



45: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:26:46.74 ID:9elYANWEo
キョン「俺はお前の顔を見るまで何も確かなことは思い出さなかったぞ」

長門「情報改変の根底に存在意義の証明があった。他者に認められることで、私という個が成立した」

   「よってすべての情報改変が解かれた」
以下略



46: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:28:50.89 ID:9elYANWEo
キョン「それにしても長門よ、そういうことはひとりで悩む前に相談してくれないか?」

    「お前にとっちゃ一大事なんだろうがな、俺みたいな矮小な人間にとっちゃそんな悩みは日常茶飯事なんだ」

    「人生に悩むことなんて人間すべてが一家言持ちと言ってもいい」
以下略



47: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:30:19.07 ID:9elYANWEo
キョン「感情は確かにやっかいだが、唾棄すべきものではなく、うまく付き合っていくことが重要だと俺は思う」

    「だから……、もうあんまり色んなことを考えるな」

    「俺たちの悩みはハルヒだけで十分だ。そうだろ?」
以下略



48: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:31:29.49 ID:9elYANWEo
キョン「結局のところ、俺たちはお前を助けてやれなかった。もちろんおしいところまではいっていたはずだ」

   「ただな、口惜しいことにいいところはすべてハルヒが持っていった」

   「今回のお前を救い出したのは他でもないハルヒだ。俺や古泉や朝比奈さんでは不可能だった」
以下略



49: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:33:09.88 ID:9elYANWEo
ハルヒ「有希? どうしたの?」

長門「……」

ハルヒ「黙っててもわからないわよ。また具合でも悪いの?」
以下略



50: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/24(土) 21:34:16.19 ID:9elYANWEo
__
    ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
           -=ニニニニ=-

以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/24(土) 21:40:29.34 ID:loRx5kX60


面白かったぞ

ハルヒSSもっと書いてくれ


52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/24(土) 21:49:58.68 ID:fuHGVhE3o
面白かったし完成度も高いし素晴らしいと思う
次も期待してます


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