過去ログ - モバP「secret heart‐君が魅せたもの‐」
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2014/06/14(土) 22:32:29.68 ID:KdE09LqL0
美嘉「プロデューサー………分かんないよ。莉嘉がトップアイドルになって、すごく誇らしいのに。すごく嬉しいはずなのに、何でか悲しい気持ちなんだよ」

P「美嘉さん………」

美嘉「実はこの前サイテーな夢見たんだ。莉嘉とプロデューサーに見捨てられる夢。何であんな夢見たんだろう。あんな夢。二人を裏切ったようなもんじゃん。そんなのあり得ないのに………あり得ないのに。ねぇプロデューサー。アタシ、アイドル続けていいのかな?」

P「続けていいに決まってるじゃないですか。何も悪くないのに」

美嘉「でも、頭で思っても心が嫌になってくる! 何でアタシは莉嘉を悪く思っちゃうんだろう。これならいっそのこと………アイドルを辞めた方がいい。アイドルをやっていて莉嘉を嫌になるなんて! 絶対に嫌!」

P「嫌いになんかならない。君は今でもその不安とせめぎ合ってる。君はアイドルを続けるべきだ。莉嘉ちゃんのためにも」

美嘉「だって………だってぇ………」ポロポロ

P「泣くほど悩んでるんだろ。莉嘉ちゃんは言っていた。美嘉さんとまた、ファミリアツインを結成したいって。また一緒に仕事をしたいって言ってたんだ。今でも莉嘉ちゃんにとって美嘉さんは憧れであり目標なんだ」

美嘉「でも………」

P「美嘉さんはランクSRの19の素質は十分ある。でもまだ16だ。時の運と言ってしまうのは残酷かもしれない。でもこの業界ではそう言うものが往々にして必要不可欠なものと言える。莉嘉ちゃんはそれに上手く乗ることができた。でも、それ以上に、僕のせいだ。プロデューサーとして、君の魅力を引き出せていない」

美嘉「何言ってるのさ! プロデューサーのせいじゃないって!」

P「だから! アイドルを続けてほしい。莉嘉ちゃんのために、僕のために!」

美嘉「プロデューサーの、ために?」

P「君は莉嘉ちゃんと同じ、トップアイドルの素質を持っている。だけど君が辞めてしまうと僕は君の才能を無駄にしてしまうという後悔に駆られてしまう。約束する。僕は責任をもって君の全てを引き出してトップアイドルにするから、アイドルをル続けてほしい」

美嘉「責任って、なんか………っぽいよ。あ、手………」

P「不安があるなら聞いてあげる。迷ったときは一緒に考えるから。これからも一緒に頑張ろう」

美嘉「………うん。頑張る」


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