16:名無しさん
2014/05/25(日) 14:41:08.04 ID:RfQkQDIb0
男「(友人の遺体はばらばらで、唯一勲章と手足の破片、顔の上部が回収できたくらいだった)」
男「(それでもまだ、判別が出来ただけマシだろう)」
男「(念入りに手入れがされた友人の墓は、寂れた墓地でひときわ目立っていた)」
同期「新品の花に、立派な供え物。あいつ、本当に愛されてたんだな」
男「……ああ」
同期「…俺たちも、いつかはこうなるんだろうか。安らぎとは程遠い戦場で、悼む暇もないまま、はらわたぶちまけて」
男「……」
同期「…まずは、近況報告でもするか。あの後、俺達は勝ったよ。お前のおかげで」
同期「お前が主力のところを叩いてくれたから、敵方も総崩れで、戦果を収めることが出来た」
同期「……いつか、勲章つけたいって言ってたよな、お前」
男「……」
同期「でももう、つけらんねぇや……」ポタポタ
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