31:1 ◆eVlHnK6hAI
2014/05/26(月) 20:09:28.51 ID:Kg4jo/Z10
男「(彼女を娼館に送り届けるまでの間、とりとめのない話をいくつかした)」
男「(売れっ子さんの初恋の話、鬼の部隊長が実は愛妻家な話、受付さんが髭をそり忘れたときの話)」
男「(しばらくたつと会話も途切れて、微妙な沈黙が漂った)」
男・娼婦「「あの…」」
男・娼婦「「!!」」
男「ど、どうぞ」
娼婦「…なんか、前にもこんなことありましたね」クスッ
男「…そうですね。じゃあ今度は、娼婦さんからどうぞ」
娼婦「あ、はい…男さんは、ここで生まれたんですよね?」
男「あぁ、うん…。娼婦さんは確か、北の生まれだっけ」
娼婦「はい。男さん、ご家族はいらっしゃいますか?」
男「いるけど…。え、何?どうしたの?」
娼婦「実は最近、私の家族が生きているかもしれないって聞いたんです」
男「!! ってことは…!」
娼婦「……はい。無理を承知でお願いします。男さんに、私の故郷に行ってもらいたいんです」
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