過去ログ - [安価]グランベリア「いざ、もんむす・くえすと!」クラリス「3だよ♪」[コンマ有]
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57:大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9[saga]
2014/05/27(火) 19:55:43.38 ID:7k8wyGTi0

サラ「あんたって、見かけによらず強いのね」

   「まあ……あの方よりは劣るけど」


狭い通路を歩きながら、おもむろにサラは言った。

あの方というのは、サラの片思いの相手だろう。


ルカ「そんなに強いのか、あの方ってのは……?」

サラ「そりゃもちろん、当然よ!」

   「いくらあんたが強くも、ぜんぜん比較にならないんだから」

   「今はどこで何をされているのかな……愛しのグランベリア様」

ルカ「え……? グランベリア?」


―――魔王軍四天王の一人、魔剣士グランベリア。

僕も二度ほど刃を交えた相手だが、同名の別人なのだろうか?


ルカ「その、グランベリアっていうのは……?」

サラ「とっても有名な方だから、あんたも知ってるかもね」

   「魔王軍四天王の一人で、巨大な剣を振りかざす龍人の方よ」


……やっぱり、あのグランベリアで間違いなさそうだ。


サラ「……何よ、その変な顔」

   「人間が魔族に恋するのは、そんなにおかしい……?」

ルカ「いや、そうじゃないけど……」


人間と魔物が愛し合う、それ自体は素晴らしいことだ。

しかし、女同士というのは……どうなんだろう。

そもそも、いったいどういう流れでグランベリアに恋するような事になったんだ……?


ルカ「ん……? この風は……」

   「サラ、話は後だ。もうすぐ、前から魔物が来るよ」


急に、前方の風の流れが淀み始めた。

おそらく、敵意を持っている相手が少し先にいる―――


サラ「風……? そんなの分かるの……?」

ルカ「ああ、精霊の力ってのがあってね……」


僕は立ち止まり、静かに剣を抜いた。

サラも慌てて、剣の柄に手を掛ける。

戦闘態勢に入った僕達の前に、一体の魔物が現れた!


コブラ娘が現れた!




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