過去ログ - [安価]グランベリア「いざ、もんむす・くえすと!」クラリス「3だよ♪」[コンマ有]
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978
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大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9
[saga]
2014/06/27(金) 21:23:43.35 ID:rHbTflhp0
『
>>977
』やね
ふむ―――
そうだ、あの超現象の力はどうであろうか。
他の者の視点からなら、この力の部類が分かるかもしれん。
そうと決まれば実行あるのみ!
偽勇者は左右の掌に力を込めた!
右の掌は、優しい光が溢れる……
俺の右の掌からは、フェアリーやクラリスの治療を行った時の力が溢れる。
よく観察したことが無かったから、ここまで綺麗とは思わなかった……
リリィ「……綺麗」
「それに、とても落ち着くわ……」
リリィは、その光をまじまじと見ている。
俺のリアル世界でのゲームのイメージとは違い、そこには可愛らしい女の子の顔があった―――
しかし、左の掌から溢れ出る黒い霧を見た後は、先ほどまでの魔女の顔に戻ってしまった。
左の掌は「最強打」や呪いの力が含まれている。
只々相手を傷つけるだけの力だ。
リリィ「……左右同時に対照的な力を操るなんて―――」
「ぜひとも、貴方をじっくり研究してみたいわ」
偽勇者「……………」
俺を研究ねぇ……
リリィ「でも、やめておくわ」
「私の目的を果たせずに死んでしまうなんてゴメンだからね」
「礼を言うわ、シャニセ……」
「久々に忘れていたあの感情を思い出せたから……」
リリィは、俺に微笑んだ。
……ふむ、微笑みの仮面で無ければ良いのだがな。
偽勇者「そりゃどうも…… あの感情のキーワードが知りたいが……」
「まずは、駄賃だな……」
リリィ「ええ、分かっているわ」
「私の研究所に案内するわ、そこに色々とあるから……」
リリィはそう言い残し、扉から奥へと歩み去っていく。
偽勇者「……その色々がエロエロにならなければ良いが」
俺はリリィの後を追い、奥への扉へと歩を進めるのだった―――
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