41: ◆tcMEv3/XvI[saga]
2014/05/27(火) 08:39:35.81 ID:vmBYOszLo
#2−4#
ライフルの銃声が数発、30mほどの遠方から聞こえる。
2人は分厚いコンクリートのガレキ、遮蔽物に身を隠していた。
男「さっき『気配』とか言ってたな、こんな事態だ、能力を秘密にしても死んだら意味がない」
少女「《センスジャック》よ……100m以内の敵の知覚を傍受する」
※再調整、変更点あり。
少女
能力名《センスジャック》
【スペック】
射程―――――――半径100m
精密動作性――――確実に実行する。
持続力――――――自身の意識が続く限り。ただし能力Aは使用に小程度のストレス。適度な休憩を推奨。
成長性――――――A
影響力――――――射程内の人間1人
【能力】
・@→Aの順番に行う。
@チャンネルチューニング
最も近い人間から順番に、能力Aの対象を選んでいく。
1回の対象変更ごとに、約0.1秒のラグが生じる。
・いつでも、対象を「最も近い人間」にリセットできる。
・対象の頭上に赤いマーカーが表示される。対象が自身の視界にない場合、対象のシルエットが浮かび上がって見える。
A対象の五感を傍受する。
・傍受している間、自身の五感は全て封じられる。
少女「つまり、対象を選ぶ能力で、100m以内の敵の正確な位置とポーズを知ることができるの」
男「強いな。戦いは情報量が左右する」
少女「その通り。私の指示に従いなさい。プリンセス命令(オーダー)よ」
男「あいあいさー」
少女「まずは10秒間だけ相手の知覚を傍受する。その間私の五感は断絶、無防備だから護衛して」
――――――――。
少女「護衛ありがとう。傍受完了よ」
男「何か分かったか?」
少女「相手はこちらの位置に気付いていない。その上、こちらに油断している」
男「背後に回りこむ」
少女「待って。アンタの能力を聞いてない」
>>5参照
男「両腕筋力の2倍相当のエネルギーだ。殴られた相手は死ぬし、相手の脳ミソだけに触れて掻き混ぜることもできる」
少女「うっわ。ゲスい応用ね……」
男「つまり10mだ。そこまで距離を詰めれば、相手は鼻から脳漿を垂らすことになる」
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