過去ログ - キョン「――よかったな、長門」
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14: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:42:17.08 ID:o9Vy9YXvo
キョン「朝比奈さんは何を買う予定なんですか」

みくる「あたしはもう決まりましたよ」

キョン「後学のために教えてくれませんか?」
以下略



15: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:43:30.26 ID:o9Vy9YXvo
みくる「……考えすぎじゃないですか? プレゼントは相手のことを想って買うものですよ」

    「言ってみれば身勝手な想いをぶつけても許されるということなんだと思います」

キョン「はあ……」
以下略



16: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:44:34.65 ID:o9Vy9YXvo
古泉「僕ですか? 朝比奈さんに一日遅れましたが、昨日手に入れてきましたよ」

キョン「何を買ったんだ?」

古泉「それは教えられません。涼宮さんからも釘を刺されているんですよ」
以下略



17: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:46:07.87 ID:o9Vy9YXvo
古泉「涼宮さんは我々に話をした時点で買ってあったそうですよ」

キョン「あのやろう……。これはまったくもってフェアじゃないぞ」

古泉「これは妙なことをおっしゃいますね。涼宮さんの前にあってフェアさを求めるなど滑稽と同義ですよ」
以下略



18: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:47:08.84 ID:o9Vy9YXvo
古泉「相手をどう思っているのか、ということにもよりますね。例えば――」

   「感謝をしているならば、感謝の気持ちというものがプレゼントになります」

   「迷惑をかけたことを詫びたいなら、お詫びの品になります」
以下略



19: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:49:09.85 ID:o9Vy9YXvo
キョン(一体、長門に何をあげればいいんだ……)

    (長門には常日頃から散々世話になっていることは間違いない)

    (不本意ながらも古泉の言い分を加味すると、感謝の気持ちとお詫びを兼ねたものになる)
以下略



20: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:50:51.46 ID:o9Vy9YXvo
ハルヒ「あんた、例のものはどうしたの?」

キョン「絶賛検討中だ。頭痛に悩まされるほどにな」

ハルヒ「あんた私が言ったこと忘れたの? 今日がタイムリミットなのよ!」
以下略



21: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:52:50.49 ID:o9Vy9YXvo
みくる「あれ、今日はキョンくんいないんですか?」

ハルヒ「頭が痛いんだって。駅前の商店街にいい医者がいるって行ったら、取る物も取り敢えず向かったわ」

みくる「……そうなんですか」
以下略



22: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:54:56.77 ID:o9Vy9YXvo
キョン(さて、商店街へ着いたはいいが、どこから見るべきか……)

    (まずはここだ。よし、これでいいだろう。色は……)

    (朝比奈さんはきっとピンクや赤系の明るい色を選択するだろう)
以下略



23: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:57:11.29 ID:o9Vy9YXvo
キョン「持ってきたぞ!」

ハルヒ「どれどれ……。何これ?」

キョン「何の変哲もない座り心地のよさそうな座布団に、国民的三分ヒーローのワッペンをつけたものだ」
以下略



24: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:58:56.50 ID:o9Vy9YXvo
キョン「……おい、一体いつになったら誕生日会をするんだ? あんなにプレゼントを急かしたのに」

ハルヒ「まだ一日しか経ってないじゃない。そのくらいでぶつくさ言うな!」

キョン「お前は誕生日がもう決まってるって言ってたじゃないか」
以下略



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