20: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:50:51.46 ID:o9Vy9YXvo
ハルヒ「あんた、例のものはどうしたの?」
キョン「絶賛検討中だ。頭痛に悩まされるほどにな」
ハルヒ「あんた私が言ったこと忘れたの? 今日がタイムリミットなのよ!」
21: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:52:50.49 ID:o9Vy9YXvo
みくる「あれ、今日はキョンくんいないんですか?」
ハルヒ「頭が痛いんだって。駅前の商店街にいい医者がいるって行ったら、取る物も取り敢えず向かったわ」
みくる「……そうなんですか」
22: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:54:56.77 ID:o9Vy9YXvo
キョン(さて、商店街へ着いたはいいが、どこから見るべきか……)
(まずはここだ。よし、これでいいだろう。色は……)
(朝比奈さんはきっとピンクや赤系の明るい色を選択するだろう)
23: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:57:11.29 ID:o9Vy9YXvo
キョン「持ってきたぞ!」
ハルヒ「どれどれ……。何これ?」
キョン「何の変哲もない座り心地のよさそうな座布団に、国民的三分ヒーローのワッペンをつけたものだ」
24: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 21:58:56.50 ID:o9Vy9YXvo
キョン「……おい、一体いつになったら誕生日会をするんだ? あんなにプレゼントを急かしたのに」
ハルヒ「まだ一日しか経ってないじゃない。そのくらいでぶつくさ言うな!」
キョン「お前は誕生日がもう決まってるって言ってたじゃないか」
25: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 22:00:26.75 ID:o9Vy9YXvo
キョン「古泉」
古泉「おや、奇遇ですね」
キョン「またハルヒが何かしでかそうとしてるぞ」
26: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 22:02:07.54 ID:o9Vy9YXvo
ハルヒ「キョン、今日やるわよ」
キョン「何を?」
ハルヒ「有希の誕生日会に決まってるでしょ! 昼休みに古泉くんと部室を飾りつけしてきてちょうだい」
27: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 22:04:32.57 ID:o9Vy9YXvo
キョン「古泉、さっき放課後にと言ったばかりだが、急用が入った。昼休みに部室の飾り付けを手伝ってくれ」
古泉「わかりました。しかしどうして急に?」
キョン「わからん。ただきっと俺たちは従うしかないんだろうな」
28: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 22:06:40.95 ID:o9Vy9YXvo
キョン「ハルヒはこういうときは用意がいいな」
古泉「今回はあなたがプレゼント選びに苦戦していたので、ご自身で準備したのでしょう」
キョン「ところでお前はプレゼント何にしたんだ?」
29: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 22:07:47.52 ID:o9Vy9YXvo
キョン「それ、高いんじゃないのか? というより洋書だよな、それ」
古泉「価値は僕にはわかりません。もちろん洋書ですが、長門さんにはあまり関係のないことですから」
「我々では想像もつかないような先端科学が結晶が、百年以上前のアナログの化身を手に取るわけです」
30: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/05/25(日) 22:09:20.57 ID:o9Vy9YXvo
キョン「……長門、何をしている?」
長門「目隠しをして座っているように指示された」
キョン「ハルヒにだよな」
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