過去ログ - School Daysより「鮮血の結末」…その後
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/25(日) 22:55:34.23 ID:9FBrt30T0
刹那は、諦めずに説得を続けた。
「伊藤…私が転校する前に言ってくれたよね」
「え…」
「清浦は、いい相談相手だって。もっと早く話ができてればよかったって」
誠は、学祭前のことを思い出し、思わず刹那の方を向いた。
「ね…話して、くれないかな」
刹那の視線は真剣そのものだが、表情は先ほどとは違い、和らいだものになっていた。
これは誠にしゃべらせるための刹那の賭けだった。
誠の心をつかめれば、真実を聞き出せるかもしれないという…。
刹那の読みはずばり的中し、誠の心は、ようやく、動いた。
「清浦なら、話せるか…清浦になら」
誠は、誰にも言えなかった胸の内を、話し始めた。


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