過去ログ - School Daysより「鮮血の結末」…その後
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28:1[sage]
2014/05/26(月) 22:22:30.08 ID:hTi0urSg0
今晩は。やって参りました。
続きを上げるだけかと思いきや、
読んで下さる方がいらっしゃるとは…!
ありがとうございます。

以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/26(月) 22:23:46.39 ID:hTi0urSg0
…誠がまだ警察署で事情聴取を受けている、ちょうどその頃。

血清が間に合い、体内の血液量が元に戻ったことで、

チアノーゼや心拍はかなり回復していたものの、
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/26(月) 22:25:03.50 ID:hTi0urSg0
世界は、目の前に広がった景色が、最初は理解できず、

死んだはずなのに雲がないなぁなどと思っていたが、

建物の天井…そして、釣り下げられた点滴や機器の電線を見て、
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/26(月) 22:26:36.70 ID:hTi0urSg0
先に言葉を発したのは、世界だった。

「あれ…私、生きてる…」

それを隣で聞き、思わず言葉も声を上げた。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/26(月) 22:27:58.25 ID:hTi0urSg0
「いや…やめて…」

言葉は、思わず声をのんだ。

「怖い…こないで…私の方に近づかないで!」
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/26(月) 22:28:52.92 ID:hTi0urSg0
「西園寺さん…生きてたんですね…」

言葉は、ただ、後悔と懺悔の思いで、いっぱいだった。

その瞳は、既に事件前の精神崩壊状態ではなく、本来の輝きを宿していた。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/26(月) 22:29:38.35 ID:hTi0urSg0
時折咳き込みつつ、言葉の声は続いた。

「誠君取られて、悔しかったけれど…だけど、あんなことするなんて…私…」

「…」
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/26(月) 22:30:30.39 ID:hTi0urSg0
以前、放課後の屋上で、思いこんだ言葉が、

果物ナイフを取り出して「誠君を取った相手を殺して、私も死ぬ!」

と言っていたことを思い出した世界は、
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/26(月) 22:31:41.48 ID:hTi0urSg0
「…」

「…いいよ」

「え?」
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/26(月) 22:33:09.52 ID:hTi0urSg0
二つ三つ咳き込んで、世界は話し続けた。

「私も…」

「へ?」
以下略



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