過去ログ - School Daysより「鮮血の結末」…その後
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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/05/26(月) 22:54:33.62 ID:hTi0urSg0
引き離そうと抵抗を続けるする言葉に、刹那は言い放った。

「勝手に死んだりなんて、させない」

言葉は、それを聞いて、はっと我に返った。

「桂さん一人…勝手に死ぬなんて…私が許さない」

「どうして、そんな、私、何も…」

「飛び降りて死ぬために屋上に向かっていた…違う?」

「っ…」

「私が死ねば、責任を感じて世界も後を追う…そんな卑怯な真似、絶対に許さない」

刹那は、階段を上る言葉の、ただならぬ気配を感じ取るのと同時に、

言葉がこの真夜中の時間に屋上へと向かう意図を、全て見破っていた。

一方の言葉はというと、刹那に心の内を見抜かれたため、

抵抗する力の一切が抜け、両腕をだらんと垂らし、うつむいていた。


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