86: ◆CNZ7D5REck[saga]
2014/06/03(火) 21:59:41.32 ID:ki70D2e9O
京太郎「くっ! 俺の負け、です……!」ガクリ
一「……年季の差だよ。こればっかりはどうしようもない」
87: ◆CNZ7D5REck[saga]
2014/06/03(火) 22:01:47.04 ID:ki70D2e9O
一(もっとこう、圧倒的な差を見せつけて圧勝するつもりだったのに)
一(いくら萩原さんから指導されたといっても、単なる男子高校生の手際とは思えない)
88: ◆CNZ7D5REck[saga]
2014/06/03(火) 22:03:28.11 ID:ki70D2e9O
京太郎「……『できること』が欲しかったんですよね」
京太郎「大げさにいうと、存在意義? とかそんな感じのが」
89: ◆CNZ7D5REck[saga]
2014/06/03(火) 22:04:49.33 ID:ki70D2e9O
京太郎「最近気付いたんですけどね、俺」
京太郎「自分で思ってた以上に、周りには気ぃかけてもらってたみたいで」
90: ◆CNZ7D5REck[saga]
2014/06/03(火) 22:06:45.64 ID:ki70D2e9O
京太郎「元々かわいい女の子目当てで入ったような部活だったんで」
京太郎「(パイはともかく)牌には大して深い思い入れもなかったんすよ」
91: ◆CNZ7D5REck[saga]
2014/06/03(火) 22:08:43.27 ID:ki70D2e9O
京太郎「この間、部のみんなに稽古つけてもらったんすよ」
一「うん」
92: ◆CNZ7D5REck[saga]
2014/06/03(火) 22:10:56.10 ID:ki70D2e9O
一「そっか。参ったな、ふふっ」
京太郎「?」
93: ◆CNZ7D5REck[saga]
2014/06/03(火) 22:13:07.47 ID:ki70D2e9O
一「『萩原さんの一番弟子の座を譲れない』からボクは勝負を申し込んだんだ」
京太郎「!」
94: ◆CNZ7D5REck[saga]
2014/06/03(火) 22:14:37.82 ID:ki70D2e9O
一「須賀京太郎くん。キミを萩原さんの二番弟子として認めるよ」
一「キミとボクは、今日から姉弟弟子だ!!」ビシッ
95: ◆CNZ7D5REck[saga]
2014/06/03(火) 22:16:42.77 ID:ki70D2e9O
一「それからもう一つ。今日からボクのことはお姉ちゃんと」
京太郎「遠慮します」
96: ◆CNZ7D5REck[saga]
2014/06/03(火) 22:18:31.53 ID:ki70D2e9O
一「ちくしょう。なにが気に入らないんだよキミ」
京太郎「いやぁ、国広先輩みたい(にロリ)な人をそう呼ぶのはなんか抵抗が」
221Res/87.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。