過去ログ - 【安価】艦隊これくしょん オーバーワールド
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80: ◆JC3KreDorRAe[saga]
2014/05/28(水) 14:52:23.99 ID:jbS42HQd0
あわてない、あわてないと言いつつ、龍驤はブリキ人形のほうに向く。

「いい声の男さん、ウチの名前は龍驤や。よければ名前教えてくれへんか?」

「リュウ・・・ジョウ、珍しい名前だな。俺の名はロックオンだ。ロックオン・ストラトス」

「ロックオンはんのほうも珍しい名前やと思うで。・・・ほら、能代ちゃんたちも挨拶せな」

この辺りは年の功というべきか、長気配り上手なところが龍驤の強みである。


残り5人から名前の交換をしたロックオンに、

「ロックオンはん、艦娘をしらへんとちゃうんか?」

会話の所々で出たカンムス・・・というまったく未知の言葉が再び投げかけられる。

「ああ、カンムスという言葉は初めて聞く」

自身の推測が当たった龍驤は――これどない説明しようか・・・と指でほおをかく。

艦娘の存在自体は誕生してから決して長くはないが、知らぬ人はいない存在である。

それを知らないと言い切るロックオンが嘘をついてるにしてはいろいろと筋は通らないし不自然すぎる。

むしろ知らないのなら艦娘がいる目の前で深海棲艦相手に戦う、という行為を取った無謀さの説明がつく。

「ロックオンはん、悪いけどウチも艦娘が何かは、説明しきれないんや。当事者ゆえの無知ってやつて理由や。

ただ説明放棄をするわけやないで。鎮守府にウチ達の責任者である司令がおるんや」

ここからではおそらく見えないだろうが、鎮守府のある方向に向けて指を刺す龍驤。

「司令ならロックオンはんに上手く説明が出来るとウチは思うで」

ま、その前に入港許可おりるんかなー、どうかなー、と呟く。


が、その心配は杞憂のようだった。


「ロックオンさん、入港申請が許可されました。私達がこれからエスコートしますので横須賀港に入港してください」

「わかった。ところで入港の際だが、装備はどうすればいい?」

ただし新しい問題が生まれてしまったわけであるが。



お昼休憩とります。夜くらいに投稿予定です。あと安価も取ります。


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