15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/05/26(月) 09:25:04.97 ID:3xKP/jN8o
「そりゃあわかんないよ。だって杏とキミは他人だもんね」
「でもキミに分からないこと、杏は知ってるんだ」
「……私さ、体小さいよね。まあ今はいろんな意味でネタになってるし、それで楽もできてるけど」
「昔は、きつかったんだ」
「体が小さいって事は、その分エネルギータンクが人よりちいさいってことでさ」
「成長できないって事は効率も悪いって事だから、すぐ電池が切れちゃうんだよ」
ポケットに手を突っ込み、入っているものを握りしめる。
「それでも。糖分はエネルギーをとるのに手っ取り早いからさ。持ち歩いてた。
私が飴を舐めるのは、その頃の名残。……まあ、単純に甘いの好きなのもあるけどね」
「キミは本気でやって結果が出るかわからないのがこわいっていうけどさ、私はその逆」
「私は自分で、ちゃんとこうしてこうしたら出来るって、そういうのがわかる」
「……わかるっていっても、想像じゃ上手くできるのに、なんてもんじゃないよ
私は本当にやれる、出来る。それが才能って言うなら、多分そうなんだろうね」
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