過去ログ - 小咲「バナージ君、私……」  バナージ「え……?」
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118: ◆7cAt74heiU[saga]
2014/06/02(月) 00:24:59.35 ID:iKlEvi8U0





―― 恐れるな。自分の中の可能性を信じて力を尽くせば、道は自ずと拓ける。

――自分で自分を決められるたった一つの部品だ。なくすなよ。

――人を想って流す涙は別だ。何があっても泣かないなんて奴を、俺は信用しちゃいない。

――可能性に殺されるぞ! そんなもの……捨てちまえ!

――バナージ…………悲しいね……。

――受け止めなさい、バナージ……!

――君はもう、みんなの所へは帰れない。

――あれは呪いじゃなくて祈りだったんだ……! ニュータイプなんてものが生まれてこなければ!!

――何故貴様なのだ!? 望んでもいない貴様が! 何故必要とされる!?

――やるぞバナージ! この光は、俺達だけが生み出してるものじゃない!

――二機のガンダムが揃って楯突くか。人の総意の器であるこの私に!

――君に、託す。成すべきと思ったことを……。

――お前は光だ。悲しみすら糧として、道を照らせ。姫様と二人で……。







――約束して。必ず私の所へ帰って来るって。






バナージ「…………っはあッ!!」ガバッ

千棘「ひえっ!? め、目が覚めた!?」ビクッ

バナージ「……こ、ここは……?」キョロキョロ

千棘「あ……あたしの家よ! いきなり倒れ込んだあんたを、ここまで運んできてあげた挙げ句、面倒まで看てあげたんだから感謝しなさい!」プイッ

バナージ(……そうか。俺はあの時……)




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