過去ログ - 【安価】進行選択ゲーム×仮面ライダー鎧武 File.8【オリジナル世界観】 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価】進行選択ゲーム×仮面ライダー鎧武 File.8【オリジナル世界観】

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15: ◆QNL99VWo9I[saga]
2014/05/26(月) 21:29:54.31 ID:x8nyn/ZS0
『オレンジ』

俺は走っていた。
二月の家へ向かう途中、嫌な予感がしたからだ。

『ロックオン』

不自然は破裂音。
普通の人なら気にしないだろうが、俺には分かった。

『ソイヤッ』

不自然な風。
ただの自然現象じゃない。

『オレンジアームズ』

1つ目の破裂音は爆発、2つ目の風は爆風だ。
何度も何度も感じてきたものだから、間違えるわけがない。

『花道オンステージ』

変身し、建物の裏手へ入る。
そこでは、2人のアーマードライダーが戦っていた。

紫の差し色が目を引く、水色のスーツ。
そこに光の当たり方によって、真紅、群青、暗紫、そして漆黒に色を変える鎧に身を包んでいた。
少しメカニックな和風の鎧に、両手には武器の二挺拳銃、紫電一号、紫電二号を構えている。

仮面ライダー紫電カシスアームズ

銀色のアクセントカラーが入った鎧と山吹色のスーツ。
青色に輝くそれは、燕を彷彿とさせる華奢な和風の鎧だ。
手には武器である和弓、ベリー飛弓を持っている。

仮面ライダー飛燕ブルーベリーアームズ

片方は、異世界と同じならあそ…天雲さんだ。
もう片方は…？

ルナ「止めろ！何戦ってんだ！」

とにかく止めないと。
俺は右手に無双セイバー、左手に大橙丸を構え、2人の間に入った。

紫電「きゃっ！」

飛燕「！何だ、お前は！？」

一瞬、2人の動きが鈍る。
その隙を突き、俺は変身を解除した。

紫電「！聖夜さん！」

飛燕「聖夜！？」

どうやら、どちらも俺を知っているようだ。
そして、2人も変身を解除する。

片方は予想通り、天雲さんだった。
だがもう1人は、予想だにしない人物だった。

ルナ「！貝守！」

幸子「まさか聖夜がアーマードライダーだったとは…」

ルナ「それはこっちの台詞だ…」

遊「聞いてください、聖夜さん！この人、人を殺そうとしてたんですよ！」

ルナ「は！？…いや、貝守がそんなことするなんて思えない。」

遊「本当なんですよ！」

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