過去ログ - 【安価】進行選択ゲーム×仮面ライダー鎧武 File.8【オリジナル世界観】 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価】進行選択ゲーム×仮面ライダー鎧武 File.8【オリジナル世界観】

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46: ◆QNL99VWo9I[saga]
2014/05/27(火) 19:59:38.44 ID:mfyx2+dB0
- ユグドラシルタワー -

ルナ「すみません、特任部の三木秀さんにお話があるのですが。」

受付「アポイントメントはお持ちですか？」

ルナ「はい、聖夜ルナです。」

受付「少々お待ちください。」

受け付けの人が連絡を取ると、しばらくしてあいつがエレベーターから出て来た。
何度か見たことがある、あの顔だ。

秀「よぉ、お久。」

ルナ「時間がもったいないから、さっさと本題に入るぞ。」

秀「同感だ。こっちも意外と忙しいんでね。」

2人でエレベーターに入る。
目的階に着くまでの間、聞きたい内容について話した。

秀「だいたい聞きたいことの予想はついてんだ。チャリオットのアーマードライダーについてだろ？」

ルナ「チャリオット？」

秀「おっと、悪ぃ。チャリオットってのは、この前俺が勝手につけた強盗集団の名前だ。」

ルナ「聞きたいことそれだけじゃない。そいつについては、留奈も何も知らなかった。お前らは何を隠しているんだ？」

秀「別に隠してるわけじゃねぇよ。ただ調べた結果、興味なくなっただけだ。まぁとにかく、その辺のことはプロフェッサーに聞いてくれ。」

そのとき、エレベーターが着いた。
俺と三木はエレベーターから出ると、静かな通路を歩いていく。

しばらく進むと「研究部」と書かれた場所に辿り着いた。
三木はカードキーを取り出すと、それを使ってドアを開ける。

秀「プロフェッサー、聖夜ルナがお見えですよ。」

リョウマ「あぁ、本当だね。よ、久しぶり…じゃないね。君の方は、気を失ってたから憶えてないか。じゃあ、初めまして。ユグドラシル研究部長、戦極リョウマだ。」

ルナ「どうしてチャリオットのアーマードライダーのことを、留奈の記憶に入れなかった？」

リョウマ「いきなり本題かい？少しくらい近況報告し合ってからでも遅くないんじゃないかな？」

ルナ「答えろ。」

リョウマ「はいはい。全く、そういう喋り方だと、D.C.07とよく似てるってのが分かるよ。」

戦極はそう言うと、エナジードリンクを一本開けた。
それを一気に飲み干すと、簡単に説明する。

リョウマ「必要ないと思ったから。」

ルナ「何故だ？」

リョウマ「僕が興味なかったから。」

ルナ「何故、興味がなかった？」

リョウマ「だって純正のアーマードライダーじゃないんだもん。」

ルナ「純正？」

秀「プロフェッサーが作ったままのアーマードライダーのことだ。大半はそうなんだが、中には勝手に改造されるやつもあんだよ。」

ルナ「…つまりチャリオットの使うアーマードライダーは、違法改造されてるってことか。」

リョウマ「そもそもアーマードライダーに法があるのかって話だけどね。聞きたいことはそれだけ？」

ルナ「最後に1つ。チャリオットは何人がアーマードライダーだ？」

リョウマ「4人だよ。」

ルナ「そいつら全員、改造したアーマードライダーってことか。」

リョウマ「いや、アーマードライダーは1人だよ。」

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