過去ログ - 【とあるSS】壊れた窒素と、打ち砕く幻想【改】
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16:K[saga]
2014/05/27(火) 03:01:32.53 ID:miaor/mCo

 麦野は聞こえるように舌打ちしてから、用件を尋ねた。

電話の女『絶対無いとは言ってないでしょうがー! ……まあ、とりあえず今日いきなりで悪いんだけど働いてもらうわよ』

 電話の女はいつもの事なのか、麦野の舌打ちに関して気にも留めず、話を続ける。

麦野「わーったよ。で、用件をさっさと言え」

電話の女『はいはい。で、あんたらにやって欲しいのは十一学区にある――』

 仕事の内容を告げられ、『アイテム』の一同は席を立つ。
 そこには、先程までのお気楽な雰囲気は皆無であった。
 彼女達がようやく席を離れた事に、店内の店員から疲れたような視線が飛ばされる。
 四人はその視線に気付きながらも、特に気にしてはいなかった。
 仕事。
 彼女達の頭にはそれ以外の思考は既になかった。
 『アイテム』が、動き出した。


     †





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