過去ログ - 雪歩「解けた氷」
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1: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/27(火) 15:07:23.09 ID:NfFDgbCzo
以前書いた 千早「透明な雪」 というSSの千早視点ですが、こちらだけでも読めるかと

稚拙な文章であること、ご了承ください
指摘や感想など頂けるととても嬉しいです

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/27(火) 15:08:09.71 ID:NfFDgbCzo
千早「……」


私は今、事務所の扉の前です。

以下略



3: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/27(火) 15:09:05.24 ID:NfFDgbCzo
小鳥「あ、千早ちゃん。こんにちは。お仕事、終わったの?」

千早「はい。自分でも、なかなか良い仕上がりになったかと」

小鳥「まぁ、それは良かったわね。お疲れさま。飲み物、いる?」
以下略



4: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/27(火) 15:09:52.48 ID:NfFDgbCzo
少し周りを見渡す。
事務所に入る前から気づいていたけれど、やはり誰も居ない。

ホワイトボードは…。

以下略



5: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/27(火) 15:10:55.59 ID:NfFDgbCzo
小鳥「コーヒー、ここに置いておくわね。ブラックで良かったのよね?」

千早「はい、大丈夫です」


以下略



6: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/27(火) 15:12:18.46 ID:NfFDgbCzo
千早「…………」


がさがさ。

以下略



7: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/27(火) 15:14:05.62 ID:NfFDgbCzo
とん、小さく床を叩く音がした。
かさりと衣擦れの音も聞こえた。

誰かが事務所に来て、ソファのある奥の方に入ってきたのでしょう。
しかし、音無さんに挨拶せずに通る子が居るだろうか。
以下略



8: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/27(火) 15:15:45.37 ID:NfFDgbCzo
千早「あら」


ミュールから覗く磁器のような美しい脚。
白と水色の、柔らかな印象を与えるワンピース。
以下略



9: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/27(火) 15:16:53.20 ID:NfFDgbCzo
雪歩「こんな時間なのに、どうしたの?」

千早「別に、何がというわけでもないのだけれど。少し寄ってみたくなって」


以下略



10: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/27(火) 15:18:48.87 ID:NfFDgbCzo
雪歩「音無さん以外、誰もいないとは思わなかったのかな…」

千早「えぇ、すっかり失念していたわ」

雪歩「あ、あはは…」
以下略



11: ◆km.GW4AuOk[sage]
2014/05/27(火) 15:20:01.39 ID:NfFDgbCzo
とりあえずここまで


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/27(火) 15:23:39.89 ID:ocxdPPvL0
期待している



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/27(火) 15:26:18.42 ID:0RouHi3Ao
地の文でも千早に浸れる幸せ


14: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/27(火) 15:47:43.00 ID:NfFDgbCzo
うわ恥ずかしい
>>9の4行目、「美希や雪歩〜」となっていますが、「萩原さん」に脳内変換お願いします


15: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/29(木) 21:27:22.12 ID:BP6z4N0Wo
のんびり行きます


16: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/29(木) 21:29:11.28 ID:BP6z4N0Wo
駅までの道。
別段、何もない並木道が続きます。

街路樹や季節の話に花を咲かせつつ、ふと思い出したことを萩原さんに伝えます。

以下略



17: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/29(木) 21:30:57.13 ID:BP6z4N0Wo
千早「とても透明感のある声で…」


風鈴…とかは、少し違うわね。

以下略



18: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/29(木) 21:34:02.32 ID:BP6z4N0Wo
雪のような歌声の楽曲例としては…そうね、『夏影』や『アムリタ』とかも良いけれど、やっぱり。


千早「カバーの『恋』、あれは特に素晴らしかったわ…」

以下略



19: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/29(木) 21:36:09.67 ID:BP6z4N0Wo
千早「あら」


気付けば駅が目の前。
楽しい時間というのはあっという間なんですね。
以下略



20: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/29(木) 21:37:47.25 ID:BP6z4N0Wo
千早「……」


萩原さんは、まるで雪のようです。
冷たくて鋭い氷とは違って、どこかやわらかくて、暖かみを感じます。
以下略



21: ◆km.GW4AuOk[saga]
2014/05/29(木) 21:41:20.88 ID:BP6z4N0Wo
千早「近づいても、何ともないのに」


儚くて、触れただけで消えてしまいそうで。

以下略



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