過去ログ - もこっち「妄想を現実にする能力?」
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323:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/22(日) 16:38:56.76 ID:ZGsB0sOJO
あやせ「けれど智子、あなたが現れてから、少しずつ予言と今が違ってきているわ」
もこっち「え?」
あやせ「あなたの存在は予言されていなかったのよ。黒騎士の数は予言では7人だった」
もこっち「はあ…」
あやせ「でもあなたが現れてから、予言にはいなかった黒騎士も現れ始めた。あなたは、それほどイレギュラーな存在ということよ」
もこっち「私が、イレギュラー…?」
あやせ「だからこれからどうなるのかは、私にももうわからない」
もこっち「…」
あやせ「だから、ディソードを手に入れて。じゃないと、最悪の結末を迎えてしまうかもしれない」
もこっち「…」
もこっち「わ、私は…」
あやせ「?」
もこっち「私は昨日、ディソードを、手に入れようと、ひ、必死に、探した…」
あやせ「…」
もこっち「で、でも、どこにもなかった…私にはディソードが手に入る兆しもなかった…やっぱり、私には、ディソードを手に入れるなんて、む、無理なんだよ…」
あやせ「…」
あやせ「神罰を乗り越えて。そうすれば、剣は召喚される」
もこっち「神罰…?」
あやせ「苦しみ、心的負荷の爆発、心の扉の向こう側、あるい精神的拷問」
あやせ「言い方はいろいろ」
もこっち「わ、私…これまでも、たくさん苦しんできた…」
もこっち「これ以上、ないくらいに…」
あやせ「…」
もこっち「そ、それでも、ディソードは手に入らなかった…や、やっぱり、私はディソードを手に入れることなんて出来ないんだよ…」
あやせ「私はよく、窓ガラスを割っていたの」
もこっち「え?」
あやせ「割れたガラスの破片、そこにいつもぼんやりと、剣が見えていた」
もこっち「剣が…?」
あやせ「でも何年も、それが何か分からなかった」
あやせ「でも私はある日から、何ヶ月もいろいろな拷問をされて…」
もこっち「拷問…」
あやせ「心が壊れる直前に、大いなる意志の声が聞こえて、やっと召喚できたわ、ディソードを」
もこっち「…」
あやせ「邪心を打ち破るには、純粋なる邪心が必要なのよ」
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