過去ログ - 少女「魔族の少女が人間に凌辱される社会」
1- 20
21: ◆jxGONsB9R6[saga]
2014/05/29(木) 20:24:15.23 ID:LchDHY/fo

少女「最低ですよね……たぶん、本当に助けてくれようとしてるんだと、頭では分かってるんですけど」
少女「怖いんですよ、信じるのが。裏切られるかもしれないから」
少女「ここで助けられて、いつ裏切られるかとビクビクしながら過ごすくらいなら、見捨てられたほうがマシだと思ってるんです」
少女「こんなに助け甲斐のない子はいないでしょう?」

女探偵「……弟よ、何か言うことは?」

少年「……少女」

少女「なんですか……?」

少年「君を見捨てようとしたりして、すまなかった……」

少女「……ふん、信じないよ……信じられないんだもん」

少年「信じてくれ――なんて、軽々しく言えないけどさ」

少年「……正直、きのう君の事情を聞いたとき、俺には全然実感できてなかったよ」
少年「政府と警察に同時に追われてるんだって、それ以上のことは想像できなくて……」

少女「……」

少年「俺は男だし……君が会話してくれることすら、俺は感謝すべきなんだろうな」

少女「……」

少年「信じてもらえるように努力するよ」

少女「……どうやって?」

少年「それは……そうだな」



少年「君を……守ることで、とか」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
77Res/57.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice