過去ログ - 京太郎「ステルスと」モモ「イーワンっす!」
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193: ◆GtptvnmL8c[saga]
2014/06/10(火) 21:43:25.08 ID:5VMRUASyO

これで三度目。
京太郎に助けてもらったのは。
一度目は横断歩道で。
二度目は試験会場で。
そして三度目は部室で。
助けてもらった時の事の大きさは違えど、その一つ一つが桃子の大切な思い出だった。
数年の年月を持ってしても消えなかったこの想いが、

一緒の学校に通えるようになって

一緒の部活をすることになって

少しずつ大きくなっていく。

京太郎の顔を思い浮かべれば、鼓動が早くなる。
京太郎の声を聞くと嬉しくなる。
京太郎の文字を見るだけで―――。

「ひゃぅっ!?///」

ブーブーと携帯が振動する。
桃子は携帯を開いてメッセージを確認すると相手は京太郎だった。
その文字を見るだけでホッとして頬を緩ませる。
メッセージには、

『体調悪いのか?大丈夫か?』

とだけ書かれていた。
そんなメッセージでさえも嬉しく感じてしまえた。
桃子は京太郎からのメッセージをすぐに返信してトイレから出た。

(ったく…京太郎くんは心配症っすね!)

桃子はいつもよりちょっとだけ早く歩いて教室に向かったのだった。

(早く応じ様を安心させてあげないと…っすね///)




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