過去ログ - TARI TARI RUMBLE!
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11: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/05/28(水) 20:05:44.51 ID:jCAJyHtno
「そうなんッスか?」
「まあなあ。昔から、息子と杯を交わすのが夢だったんだ。拳児くん、一杯どうだ」
12: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/05/28(水) 20:06:41.86 ID:jCAJyHtno
これまで親子水入らずの空間で生活していた紗羽にとって、全くの“異物混入”は
13: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/05/28(水) 20:07:21.44 ID:jCAJyHtno
「困ったときはお互い様よ。それに、長くても高校を卒業するまでの一年だし、
あなたもいい経験だと思ったら?」
14: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/05/28(水) 20:08:05.83 ID:jCAJyHtno
翌朝、寺の離れで目を覚ました播磨拳児は学校の制服に着替えて本宅の台所に向かった。
15: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/05/28(水) 20:08:39.15 ID:jCAJyHtno
光の速さで紗羽は朝食を終える。
「ねえ、紗羽。播磨くんを学校まで連れて行ってあげなさいよ。彼、編入したばかりだから」
16: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/05/28(水) 20:09:08.17 ID:jCAJyHtno
「拳児くん」
少し悲しげな表情を見せた志保を見た播磨は、ヤバイと思いフォローを入れた。
17: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/05/28(水) 20:09:46.41 ID:jCAJyHtno
「ここいらで、いいバイト先ないッスかね」
「バイト?」
18: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/05/28(水) 20:10:21.53 ID:jCAJyHtno
気が付くと、志保は播磨のすぐ横まで来ていた。
「少しは大人を頼ってもいいのよ」
19: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/05/28(水) 20:11:34.65 ID:jCAJyHtno
播磨の通う白浜坂高校は家からそれほど遠くない場所にある。
20: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/05/28(水) 20:12:01.64 ID:jCAJyHtno
こうして、練習中の生徒と別れようとしたとき、
「ああ、ちょっと」
21: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/05/28(水) 20:13:00.50 ID:jCAJyHtno
先ほどのスポーツ少年の言うとおり、人通りは少ないが、確かにこっちのほうが早く行けそうだ。
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