過去ログ - 【艦これ】提督「つれづれなるままに」
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783: ◆GKZJGQ.aKg[sage]
2014/06/29(日) 01:33:38.40 ID:AJ/pj15f0
【肩の上の恋人】

※艦これの設定を少し借りたほぼオリジナル

(次の作戦海域の海図が欲しい、後、深海棲艦のデータファイルも…資料は閲覧室か)

(こういう時に秘書艦のありがたみがわかるな。一人いるだけで、だいぶ違う)

(まあ、たまの休暇くらいゆっくりさせてやりたいもの…さて…資料閲覧室に行くか…)

「あ、あの…提督さん」

「ん?誰だ……いない?…疲れてるのか?幻聴が…」

「あの、下です、下!机の前です!」

「…机の前?…お前は…資料閲覧室の、妖精か?」

「あ、はい、あ、あの、そうです。司書を担当してます」

「それで、なぜここに?」

「えっと、資料を、お探しなんですよね?」

「ああ、そうだが」

「なら、ここにありますよ!」

「どこに?…頭の上のそれか?すまないが、妖精にはちょうどいい大きさでも…」

「あの、大丈夫です!大きく出来ます!…んんー、むにゃむにゃ……てい!」

「…素晴らしいな、本当に欲しい資料が……おい、どこに行った?」

「…………本の下ですぅ〜、タスケテ〜…!」







「死ぬかと思いました」

「大丈夫か?どこか怪我でも…」

「いえ、大丈夫です!妖精は丈夫なんですよ!」

「なら、いいが。それで、話は戻るが、なぜここに?」

「資料を、お探しに「いや、その話はもう聞いた、そこまで戻らなくていい」

「…」

「どうした?」

「えっと、あの、今日は秘書艦さんがおやすみですよね。だから、お手伝いに来ました」

「それはありがたいが…資料閲覧室の方は大丈夫か?」

「代わりの子を用意してありますのでご心配なく!」

「ただ、手伝ってくれるのは嬉しいが、お前には何ができる?すまないが、そのサイズではとても…」

「その点も大丈夫です!紙媒体限定ですが大きさを変えられますので!ペンはありますし」

「誤字脱字のチェックや、手書きで作成可能な、簡単な書類の作成、あと欲しい資料を瞬時に持って来れます!」

「パソコンを動かしたりするのも、ちょっと遅いですけど、出来ます!」

「…思った以上に有能だな…さっきは失礼なことを言って、すまなかった」

「いえ、不安になる気持ちもわかりますから!」

「それでは、さっそくこの書類のチェックを頼めるか?」

「はい!」





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