過去ログ - 【艦これ】提督「つれづれなるままに」
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◆GKZJGQ.aKg
[saga]
2014/07/06(日) 21:53:52.29 ID:xSBDNKs20
【その先も見たい】
(燃料が全体的に少ない…そうだな、第二艦隊以下は、あの遠征任務と…)
「提督?提督宛に報告書があるわ、良く読みなさい」
「ああ、ありがとう五十鈴…………こんな紙切れ一枚で…」
「なんだったの?」
「当鎮守府の最近の戦績について、上からの評価と激励と言う名のお小言だ、無理を言う…」
「ふーん、結構大変そうなの?…って言うか、最近第一艦隊を出撃させないで演習ばっかりって、どういうこと?」
「いや、最低限の任務はこなしている、心配するな。それと、次の作戦は少々大掛かりだ。練度を高め、備蓄を増やす。念には念を、な」
「…弱腰ねぇ、山本提督や山口提督だったら、もっと上手くやれたと思うけど?」
「かの歴戦の賢将と比べられるのは、さすがにな」
「あ、いや、別に、提督が全然ダメっていうわけじゃ無くって…ま、まあ良くやっているんじゃない?」
「二人の人柄をよく知る五十鈴にそう言われるのは、悪い気分ではないな」
「そ、そうやってすぐ調子に乗るのは提督悪い癖よ!だから五十鈴がきっちり締めてあげる!」
「……調子に乗った覚えは、ないんだがな…」
(さっきから暇ね…こっちに全然書類回ってこないし、今日は演習しないし…退屈なんだけど!)
「ねえ提督?五十鈴に、何か仕事はないわけ?」
「……ん?ああ、すまない。こちらで全て処理できるものばかりだったからな」
「書類は片付きそう?」
「思ったよりは早くな」
「なら、次の作戦会議しない?せっかく壁掛け式の図上演習セットがあるのに、使わないのは勿体無いと思うけど?」
「先ほども言ったが、まだ次の作戦行動にでる時期じゃない。現状で立てられる作戦はたかが知れてる」
「…あっそう…」
「退屈そうだな、今のところ五十鈴にやってもらう仕事は無いから、楽にしてていい。なんだったら執務室から出ても…」
「べ、別に退屈とかしてないし!してないんだから!…本当よ?!」
「それにさっきも言ったでしょ、提督は五十鈴がきっちり締めてあげなきゃダメなんだから!」
「だから、提督には五十鈴が側に居て、支えてあげなきゃダメなの!わかった?」
「…………」
「な、なによ…」
「いや、五十鈴は優しい娘だな、と」
「はぁ?!な、なに!いきなりなんなの?!」
「口調はきついが、内容は私を気遣うものばかり、…ありがとう、五十鈴」
「い、いや、あの…だって、だから…、提督には、五十鈴がいなきゃ、えっと…その……」
「だ、だから!あ、あのね!五十鈴のパートナーは、みんな大出世したの!」
「五十六に多聞……あなたはどうなるのか、楽しみだから、……その、その…」
「その時まで私がそばでみててあげるわ!感謝しなさい!」
(出来ればその後も、なんて……そ、そんなことあるわけ!…あるわけ…………)
(ある、かも)
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