過去ログ - 【艦これ】提督「つれづれなるままに」
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◆GKZJGQ.aKg
[saga]
2014/07/07(月) 23:02:06.75 ID:2C5nhniE0
【物語の終わりは】
…かくして、この戦争は、和解により終わった
双方の受けた傷は、痛みは、筆舌に尽くし難いものである
それでも我々が和解に至ったのは、ひとえに、この戦争を続ける価値がなくなったからだろう
…彼女達は、自らの存在理由が欲しかっただけだった
身の内から湧き上がる破壊衝動を、歴戦の兵器としての存在価値を、ただ欲しただけだった
確かにそれは、破壊は、兵器の本質であるであることは、否定できない
だが、また、兵器とは何かを護るために使われるものであることも、否定できないだろう
今回はたまたま我々が護る側であったに過ぎないのだ
彼女達は、我々との戦いを通じ、その一面を知り、いや、思い出し、そしてまた苦しんだ
自らの存在理由が不明確となり、ある者は戸惑い、ある者は水底に永遠に沈み
またある者は、救いを欲した、一体私達はどうすればいいのかと
その答えは、一概には出せない、が、答えを導くための道筋は示すことができる
その道筋が果たして、あっているかは、わからない
だがせめて、我々の示した道筋が、彼女達の救いにならんことを
彼女達は、もともと我々と同じだったのだから…
「…なんか、クサい語りで終わったのね」
「パッとしないね」
「まあ、いわゆるB級映画なんてこんなものなのね」
「そうなのかなあ、もっとこう、映画ってワクワクするものじゃないの?」
「そこはきっと、制作費とか、ロケの日程とか、スタッフの気合とか、大人の事情があるのね」
「難しいでち…」
「正直イクもよくわからないの…」
「お前達、まだここに居たのか?そろそろ作戦開始時刻だから、準備をしておけ」
「あ…そうだったのね、ごめんなさい、提督」
「クルージングじゃない普通の出撃、ひっさびさだよぉ!腕が鳴るでち!」
「イクも頑張っちゃうのね!海のスナイパーイクさんの活躍、みていて欲しいのね!」
「ゴーヤも、ゴーヤも頑張るよ!」
「頼もしい限りだな…、期待してるぞ?」
「うん!ゴーヤ、潜ります!」 「はーい!イク、行くのー!!」
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