過去ログ - 提督「艦娘とコミュニケーション」
1- 20
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/29(木) 21:00:23.39 ID:tX+qeFBmo
「電、どうしたの!?」

突如執務室の扉が開けられ、三人の艦娘が部屋に入ってきた。
駆逐艦暁、響、雷。特型駆逐艦で電とは姉妹艦の関係にある。

「電の苦しそうな声がするから部屋に入ってみたら……
一体なにしてるの!?」

三女の雷が顔を真っ赤にして俺に指を突きつける。
彼女が入室して真っ先に見た光景が、ソファに仰向けになった妹と、その体に覆いかぶさるようにして妹を襲う上司の姿だったのだから。
妹が発していた嬌声から、この部屋で何が起ころうとしていたかは明白だった。

「ちょ、ちょっと待て、俺はまだ……」
「まだ!? まだって事はこれからっ……す、するってことじゃない! 見損なったわ!」

驚いて咄嗟に電から距離を取った俺の横をすり抜けるように、次女の響がまだ息の荒い電をソファに座らせ、抱きしめた。

「衣服に乱れはない。確かにまだ事には及んでないようだね」

姉妹の中でいつも冷静沈着な響の冷たい眼差しが俺に向けられる。
瞳の奥に潜む燃え盛るような怒りに、俺は普段感じたことがない種類の戦慄を覚えた。

「確かに電はとっても可愛いし、司令官との付き合いも私達の中では一番長いわ。
でもね、だからこそ、こんなことしちゃいけないと思うの」
「電にも司令官を慕う気持ちはあっただろうが、恥ずかしがり屋の電がまさかこんな昼日中の執務室で
提督に身を委ねるはずがない。 ……弁解できないね、司令官?」

二人が詰め寄ってくる。
そもそも現場を押さえられた俺に、反論の余地は残されていないのだった。

「暁、電を連れて部屋に戻ってて」
「私達は提督と大事な『お話』をしなくちゃならないから」
「え、うん……わかったわ」

自体を飲み込めず、部屋の入口に佇んでいた長女の暁が、電に肩を貸して部屋を出て行く。
残されたのは、碇型の艤装を構えた駆逐艦が2人。


その後の事は、記憶に残っていない。


【刑法178条END】


●ポイント
・いくらなんでも直球すぎだろ……常識的に考えて
・電ちゃんにとっての救いとはなんだったのか
・もっとコミュニケーションとらせてくだち


ご飯食べたらNewGameから開始します。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
34Res/12.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice