過去ログ - 絵里「希と付き合うことになったけど、やだもうお家かえる」
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63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga ]
2014/06/01(日) 10:48:06.52 ID:YWFB1aNu0
「叔父さん!?」

希が叫ぶ。

「ごめんごめん」

「乱暴はやめてください!」

「先に乱暴したのは、この子たちだよ?」

一瞬の事で思考が混乱したが、数秒後には殺意が沸いた。しかし、それを行動で示す前に、叔父は私の髪を素早く掴んで引き寄せた。

「きゃッ!?」

「小学生みたいだね……軽い。さすが、アイドル近くで見るとほんと可愛い。顔だけは最高」

「ざけんなッ! 離せ!」

「女の子はね、希ちゃんのようにしおらしく、おしとやかでないと」

手足を上から抑え込まれ、身動きがとれない。

「ねえ、希ちゃん。この子どうしたい?」

「離してくださいッ。お願いです。許してあげてくださいッ」

「どうしよっかなあ」

「なんで、あんたに許されなきゃなんないのよ!」

男の腕力というものがいかに女、それも子どもと差があるのかということを初めて思い知らされた。

「威勢がいいね。恐怖心とかないわけ?」

「は?」

太ももがぞわりとした。叔父に撫でられていた。

「やめッ?!」

「ねえ、怖い?」

息づかいが荒い。左手で、胸をまさぐられた。

「叔父さん、やめて!」

「にこちゃんにッ―――」

後ろから声がした。

「触るなって言ったでしょ!!!」

「があッ!?」

鈍い音とともに、生暖かくて気持ち悪かった叔父の動きが止まった。私は叔父を払いのける。彼は頭部を抑えながらクローゼットにもたれかかった。


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