過去ログ - 姫「私が姫になった理由は勇者のことが好きだからだ!文句あるのか!?」
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208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/06(金) 22:34:12.00 ID:kmiQV9Sao
会議室

兵士長「姫様と……」

王子「聞きました。姫君のことは。なんともお気の毒です」

兵士長「……」

戦士(あーあ。いわんこっちゃないんだから。あんな女狐さっさと殺しちゃえばよかったのに)

王子「国を恐怖に陥れた魔女の娘。その者が女王になれば、民は不満を爆発させることでしょう。それはどうお考えですか?」

兵士長「今現在、しっかりと色んなことを学ばせている最中です。女王になっても堂々と前に出られるように」

王子「それでも疑念の種は取り除けません」

兵士長「あんたの国と同盟を結べば心配はいらねえだろ」

王子「それだけでは無理です。魔女の子どもですよ? その事実を素直に受け止め、女王になることを祝福するものがどれぐらいいるのか」

兵士長「王子様には妙案でもあると?」

王子「ええ。簡単なことです。存在を消してしまえばいい」

戦士「……」

兵士長「小さな諍いが戦争になる。王子様はそう言いましたよね?」

王子「勘違いしないでください。姫君には未来永劫幸せに暮らしてもらいますよ。存在を消すというのは最初からそんな人物など存在していなかったことにすればいいということです」


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