過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
[saga]
2014/05/29(木) 20:09:41.56 ID:Uj41ozq/0
八幡「俺、このマンションから出て行くよ。
やっぱり他人と暮らすとストレスたまるよな。
気を使わせてしまって、すまん。」
深々と頭を下げて、今までの迷惑を謝罪した。
夜中起こしてしまうことの謝罪も受け入れないでいたのも、
なんとか我慢しようとしてたんだろう。
俺に不満をぶつけたら、かえってぎくしゃくしてしまうもんな。
そうと分かれば、俺の方が全面的に悪いんだし、いさぎよく・・・・・・・・、
って、
痛い、痛いって、
マジで痛いです、雪ノ下さん。
皮膚に爪が食い込んでいき、鈍い痛みが脳に突き刺さる。
痛みで反射的に上を向くと、
俺の左腕を力いっぱい掴む雪ノ下の姿が目の前にあった。
顔からは血の気が引き、普段から白いと思っていた顔が、青白くなっている。
おもいっきりパニくった俺は、雪ノ下と向き合おうと体の向きを変える。
あろうことに、今度は右腕さえも掴めれ、自由を奪われてしまった。
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