過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2014/11/13(木) 17:31:07.13 ID:II7GFxdy0
とくに作戦が思い付くわけでもないのに、思考を中断されて棘がある返事をしてしまう。
それでも由比ヶ浜は気にする様子はない。
それよりも安達弟を凝視していた。
結衣「あの人ってさ、工学部の2年だよね」
雪乃「そうだったわよね、湯川さん」
湯川「はい、工学部の2年です。だから雪ノ下さんと同じ学部ですね」
結衣「そうだよ。前にゆきのんに話しかけてきたグループにいたじゃん」
雪乃「そうなの?」
見覚えがない。声をかけてくる男は学年、学部を問わずに現れる。
それをいちいち全部覚えているはずもなく。
結衣「そうだよ。何度か声をかけてきたグループだったから覚えていたんだ。
だって、ゆきのん、すっごく迷惑そうだったから。
あのさ、ゆきのん。・・・・・その時助けてあげなくてごめんね」
由比ヶ浜は申し訳なさそうにつぶやく。そして、雪乃の反応を探ろうと伏し目がち
ながら、しっかりと雪乃の出方を待った。
雪乃「由比ヶ浜さんにお礼を言うことがあっても、批難することはないわ。
いつもの事だし、もし言うとしたら、自分で言うべきよ」
雪乃の柔らかい笑みをみて、由比ヶ浜の緊張もとけていく。
結衣「ううん、でもぉ・・・・・・」
雪乃「それで由比ヶ浜さんが嫌な目にあったり、批難を受けてしまう方が
私にとっては悲しいわ。もし、今度同じようなことがあるのだったら
由比ヶ浜さんに相談するわ」
結衣「うん、相談してくれたら、私頑張るね」
由比ヶ浜は、大きく頷くと、雪乃の腕に絡みつく。
これが平常時であったのならば、雪乃も由比ヶ浜が満足するまでじゃれつかせていただろう。
いかんせ今は時間がない。既に映画は終わり、観客が外に出始めていた。
雪乃「由比ヶ浜さん。悪いのだけれど、今は時間が惜しいわ。
由比ヶ浜さんの記憶が正しいのならば、私と安達弟には面識があるということね」
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