過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2014/11/13(木) 17:32:53.28 ID:II7GFxdy0
結衣「うん、それでね。安達君を見かけて、安達達がゆきのんに話しかけたことがあるって
きいたんで、これだぁって思って、声かけちゃったんだ。
ごめんね、びっくりしたよね」
安達弟「いや、大丈夫だよ。びっくりはしたけど、・・・・そっか。そうなんだ」
安達弟はうまく雪乃たちが食い止めたようだ。これなら大丈夫なはず。
そして、安達兄が出口をくぐる時がやってくる。
安達兄からは見えないとわかっていても緊張してしまう。
雪乃も、後ろに回した手でスカートの裾をいじり、落ち着かない様子であった。
ましてや、湯川さん達はみるからにして緊張している。
幸い、安達兄を目で追ったりはしてないので、問題はないはずだ。
安達兄と陽乃さんが出口を出たところで二人は立ち止まる。
左右どちらの道へ行こうか迷って止まったのだろうか。
雪乃達のほうを見られるとまずい。
公園とは逆方向であるのもあるが、安達弟に気がつく可能性もある。
この瞬間、息が詰まったのは俺だけではないはずだ。
もはや俺達に打つ手はない。あとは運しか・・・・・・。
そう願った瞬間、陽乃さんが安達兄の腕をひき、公園の方へと歩み出す。
陽乃さんは、メールを見ていないし、陽乃さんからだって安達弟を見ることはできないはず。
雪乃を見て反応したのだろうか? それとも、公園に行く予定であったわけだし、
その一環の行動だろうか?
陽乃さんに聞かなければ答えはでやしないが、とりあえず助かったことは確かだ。
これで目の前の問題は解決された。あとは雪乃を安達弟から撤退させないとな。
俺は携帯を手に取り、雪乃のアドレスを呼び出す。
いやまてよ。由比ヶ浜の方がこういう人間関係の時は機転がきくか。
俺は改めて由比ヶ浜のアドレスを呼び出しと、メールを作成し出した。
そして、送信ボタンを押すとき、少しばかり目線を上げると、由比ヶ浜はすでに
携帯を確認している。
あれ? 俺はまだ送信ボタン押してないぞ。
そして、俺が携帯と由比ヶ浜の二つを行ったり来たり見つめていると、
雪乃達は安達弟と別れ、公園へと向かっていく。
唖然とその光景を見ていると、安達弟が映画館の中をのぞきだす。
このまま居ても危ないし、早く公園に行かないとな。
俺は、俯き加減で素早く映画館を後にする。
しばらく歩いてから振り返ると、安達はまだ映画館の中をのぞいていた。
安達弟がSFCに関係しているかはわからない。
仮にSFCメンバーだとしたら、早く公園でSFCメンバー達と安達兄を会わせないと
時間が足りなくなる。
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