過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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黒猫
◆7XSzFA40w.
[saga]
2014/11/20(木) 17:30:11.47 ID:F5/DL4iU0
第26章
7月7日 土曜日
陽乃「弟君の経緯はわかったわ。でも、なんで安達君まで参加してるの?」
安達兄「未練が復活したんだよ。弟の活動を知って、雪ノ下をもう一度
知りたいって思ってしまったんだ。
だから、スケジュールも提供した」
陽乃「なるほどね」
安達兄「俺達を警察に突き出すのか?」
安達兄の覚悟に、SFCメンバー達の顔が青くなる。
今は被害者面してるけど、彼らも立派な犯罪者に変わりない。
陽乃「ねえ、あなたたち」
陽乃さんの呼びかけにSFCメンバーは、さらに表情が曇る。
中には、逃げ出そうとしている者もいる。逃げてもすぐ住所わかるのに。
陽乃「この中に、私とストーカーやめるようにって楽しい話し合いした人いるよね?」
この言葉に反応した数人は、顔色を失い、震えだす。唇は震え、手はガタガタと
大きく震わせていた。
陽乃「その後、SFCに入るまでにストーカーしていた人いる?
素直に答えてくれるとありがたいわ」
陽乃さんの問いに、楽しい話し合い経験者は、一斉に顔を横にふる。
奇妙な一体感に、不思議な感覚を覚えた。一体なにやったんだよ、陽乃さん・・・・・。
陽乃「そう? だったら、あなた達がどういう経験をしたか
他の人たちにもお話してくれると助かるわ。
でも、してくれないっていうんなら、もう一度、みんなでしようか?」
陽乃さんの抉るような問いかけと圧力を与える笑顔が彼らを追い詰める。
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