過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない第二部(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている )
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497:黒猫 ◆7XSzFA40w.[saga]
2014/11/27(木) 17:32:28.88 ID:yqOLm6oL0


勉強会の後、工学部の教室で「楽しい話し合い」があったなんて、

気がつくことなどありはしなかった。











火曜日の朝。誰の元にも平等に訪れる月曜日の次の日。

一昨日までの休日の疲れも月曜日に別れを告げ、どうにか平日に慣れつつある。

慣れない者は、通勤通学ラッシュにもまれて、水曜日までには強制的に

平日を実感するようになるはずだ。

それは、工学部の教室であっても等しく訪れ、朝一番の授業を憂鬱と共に

過ごすことになるのだろう。

ここにいる二人を除いて。



雪乃「おはよう、安達君」

陽乃「元気そうでよかったわ」



雪乃達は、それぞれ若干ニュアンスは違うが、安達弟に朝の挨拶をする。

それを聞いた安達は怪訝そうな顔をするも、一応挨拶の返事をする。



安達弟「おはよう・・・ございます」



そりゃそうだ。もう関わりもないと思っていた相手からの朝一での訪問。

安達弟にしろ、雪乃達にしろ、金輪際関わりたいとは思っていないはず。

朝が苦手で、授業開始ギリギリに入ってくる連中なら、

いつもと同じ光景を見るだけですんだかもしれない。

しかし、今の時間帯に入ってくる生徒は、いつもと違う光景に目を疑った。

雪乃も、挨拶をされれば、丁寧に挨拶を返す。

それは、長年にわたって身につけてきた礼儀作法によるものだが、

雪乃が安達の元へ自分から赴いて挨拶することなんて、

今まであり得なかった光景であった。

しかも、姉の陽乃さんまでいるのだから、誰しも驚いただろう。

そして、ただならぬ雰囲気が雪ノ下姉妹を中心に教室中に侵食していき、

いつしか朝の憂鬱な雰囲気が一転する。

緊迫した雰囲気に捕まり、一人、また一人と雪乃たちを注目してしまう。

これから始まるであろうまだ見ぬ展開に恐怖心と好奇心を同居させ、

教室内にいた生徒は事の顛末を探ろうと声を押しとどめて、静かに三人に目を向けていた。





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